ECサイトにAmazonPayを導入する事業者側のメリットやデメリットについては先日以下の記事で書いたとおりなんですが、購入側ユーザー立場でのメリットデメリットもまとめておこうと思います。
AmazonPayとは
◯◯Payとあるので昨今のキャッシュレスアプリのようなものかと思いきや、ちょっと違います。Amazonを利用している人はAmazonにクレジットカードや配送先住所を登録していると思いますが、Amazon以外のECサイトで何か商品を購入するときにもAmazonPayを使うと、Amazonに登録済みのクレカ情報や配送先情報を自動で連携できて、いちいち入力しなくても手軽に注文ができる、というものです。
Amazonアカウントを持っている方は誰でも利用できます。(特別にアプリの登録などは不要です。)
例えば、adidasの公式サイトで商品を注文しようとすると初回にはこれらの情報をすべて入力する必要があります。めんどい・・。
そこで一番上にある「AmazonPay」ボタンを押すと(PCでAmazonをよく利用する人ならAmazonが常時ログイン状態なので)データ連携しますよ的な案内が出て1つボタンを押すだけで、
普段Amazonで使っている支払い方法、配送先がAmazonから読み込まれて自動でセットされます。
AmazonにログインされていなければAmazonのアイパスを入力してログインする必要がありますが、住所やクレカ番号を全部入力するよりも圧倒的に楽!!
Amazonギフトも使えるようになりました。
通販の支払いでAmazonPayを使うメリット
上述の通り簡単に注文ができるだけで十分メリットはあるのですが、
知らないサイトにクレカ入力する不安を解消
Amazonでログインしてクレジットカード情報がサイトに表示されても、基本的にはカード情報はショップ側には渡されません。あくまでもAmazonPayからの請求なので知らないサイトにクレカ情報が保存されるんじゃないかという心配はありません。
過去の購入履歴がAmazon管理画面で見れるので便利
AmazonPay用の管理画面にログインする必要がありますが(これ通販サイトのAmazonと合体してほしいけど・・・)どのショップで何を買ったかが確認できるので各ECサイトに散らばりがちな購入履歴がまとまるのが良いです。
通販の支払いでAmazonPayを使うデメリット
特に大きなデメリットはないと思うのですが、実は私は最近はあまり使わなくなりましたw.理由は家計管理に使っているMoneyforwardに利用店舗が登録されないから・・・
私は2018年から完全キャッシュレス化していて、全ての出費をMoneyforwardで管理してます。なのでMoneyforwardで管理しやすいように連携できる仕様になっているかは結構重要。
その点において残念ながらAmazonPayがイマイチなんですよね・・・
↓AmazonPayを利用してふるさと納税をした結果のMoneyforward上の履歴はこれ。全部がこれになっちゃうので項目自動振り分けもできないし手作業で項目をつけ直すにしても、「あれこれ何の支払いだっけ?」ってなっちゃう。
このデメリットをメリット以上にデメリットと感じる人はあまり多くないので気にしなくてもいいかもしれませんがw。逆にいうとその程度くらいしかデメリットはないと思います。
という結論でした。現場からは以上です。