「仁淀ブルー」の安居渓谷・水晶淵に公共交通機関で行ってきた

高知の観光名所の一つ、 仁淀ブルーを体験できる「安居渓谷」に行ってきました。ここ、レンタカーなしで行くの難易度がめちゃくちゃ高かったので、同じように公共交通機関のみでアクセスされるかたの参考になればと・・・。

安居渓谷の水晶淵へのアクセス方法

安居渓谷のメインスポットは水晶淵です。これ↓これが仁淀ブルーだ!

ここを目指します。公共交通機関を使ったアクセスではJR→バス→タクシーを使います。

ドライビングスキルに自信のあるかたは断然レンタカーをおすすめします。が、私は超ペーパードライバーだしGoogleのストリートビューで事前確認したこの細い道で離合できる気がしなくて、レンタカーは諦めました・・・。

最寄りのJR電車駅は佐川駅

まず最寄りの駅までJRで行きます。佐川駅を通るのはJR土佐線。高知駅からの時刻表はこんな感じで1時間に1〜2本という感じです。私は7時11分高知発の電車に乗りました。

特急で26分、普通列車で47分で、料金は特急が1,070円、普通で550円です。もちろんSuica等のIC乗車券は使えません。現金で切符を買う必要があります

佐川駅から途中まではバス

佐川駅からバスで狩山口というバス停まで向かいます。佐川駅からのバス時刻表はこんな感じで↑の電車に乗ると8時50分佐川駅発のバスに乗れます。

衝撃の事実なんだけど、1時間に2本しかない電車と2時間に1本しかないバスが「接続していない」。

待ち時間が無駄に30分くらいある。そして佐川駅は全くなんにもない駅です。冗談じゃなくコンビニすら見当たらなかった。

バスは片道1,000円弱。もちろん現金しか使えません。狩山口というバス停で降ります。ここも当然まっっったく何もありませんw。民家すらありません。

バス停から安居渓谷の宝来荘までタクシー

狩山口のバス停から目的地までは約8キロ。歩いて行く人もいるとのことですが、さすがにここに2時間はかけられない。。。事前に調べていたタクシーと待ち合わせます。

この付近で利用できるタクシーは以下の3社。どこも車が数台しかなく、土日は地元の方の送迎等で出払ってしまうこともあるので予約必須です。

吾川タクシー-配車室TEL:0889350108
高知県吾川郡仁淀川町大崎179-1

池川交通ハイヤー合資会社-配車室TEL:0889342450
高知県吾川郡仁淀川町土居甲1036

有限会社高木ハイヤー配車室TEL:0889321056
高知県吾川郡仁淀川町森

狩山口バス停から安居渓谷までタクシーで15〜20分くらいで、値段は片道2,000円くらいでした。

タクシーの目的地を宝来荘にする方が多いと思いますが、トイレや水など事前に準備ができていれば宝来荘のさらに奥の↓のあたりまで乗せてもらうのが良いです。

そこからちょっと先が水晶淵で川沿いを下ってくる感じで宝来荘まで戻ってくる。※宝来荘に安居渓谷のマップがあるので途中でそれをゲットできると良いです!

ここの駐車場からは砂防ダム、水晶淵も数分で行けます。

安居渓谷の観光みどころスポット飛龍の滝

安居渓谷のメインエリアからちょっと離れたところにあります。宝来荘近くの乙女河原から支流脇を上っていき、徒歩10〜15分くらいで滝につきます。道中はこんな感じ。

もののけっぽいですね。ここも水が本当にきれいで神秘的です。突き当りが飛龍の滝です。

滝壺のすぐ近くに行けます。ちょっと高いところに見下ろす展望スペースもあります。

安居渓谷観光に要する時間

私は写真撮ったりしてたので2時間でもけっこうギリギリな感じでしたが普通の観光なら2時間あれば十分だと思います。時間があまったら宝来荘の食堂で食事休憩ができます。

おすすめの時間帯

渓谷に光が差し込む12時前後。光が差し込んでいるかどうかで水の色が全然違います!!なので、がんばって朝8:50の佐川駅発のバスに乗るのをおすすめします・・・!

帰りのタクシーも忘れずに手配しておくこと!

帰りのタクシーは宝来荘まで迎えに来てもらい、狩山口バス停まで送ってもらいます。が、狩山口はまじで何も無いバス停なのでできればそのちょっと先にある「北浦橋」まで送ってもらうのが良いです。売店と食堂が目の前にあります。

辺境の地だけど行く価値あり

公共交通手段でのアクセスが異常に悪い辺境の地ですが、水はきれいだし行く価値はありありですので、ぜひ。