自宅でのリモートワークが増えて部屋の壁紙に飽きちゃったので、自分で貼り替えに挑戦してみました!思ったよりちゃんとできたのでおすすめです。
壁紙の貼り替えをプロに頼むパターン
最初はプロに頼もうと思って内装屋さんに見積もりとったり調べてたんだけど、壁紙代+作業費用が4〜5万って感じ。ただし選べる壁紙の種類は膨大。
壁紙の貼り替えをDIYするパターン
施工費用がかからないので(※手伝わせた弟の人件費を0円として計算したがw)、壁紙と道具代だけ。壁紙の単価は92cm幅1mで500~1,000円くらい。私は楽天のショップいくつかからサンプルを取り寄せて選びました。
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もともとグレーのマットな壁にしたいと思ってたので4種類くらいのサンプルから決められたけど、輸入柄物とかは好みのものを見つけるまでサンプル取り寄せを繰り返すのが大変かも。
高さ2.3m、幅5mくらいの面に貼り付けるために16mを購入しました。9,408円。
ヘラとかローラーがあったほうがきれいに貼れるだろうとメルカリで壁紙貼り替え道具セットを購入。合計1万円くらいですみました。
自分でやってみた感想
最初はまじで自信なかったけど、1枚目→2枚目→3枚目を貼るあたりでかなりコツをつかんできてスムーズに綺麗に貼れるようになった。
想像してたよりも遥かに綺麗にできて大満足。かかった時間は2人で3〜4時間。次回は3時間以内でできる気がする。
以下、次回また自分で壁紙を貼ることになると思うので今回掴んだコツを忘れないうちのまとめておきます。
1.壁紙を剥がす
![自分で壁紙を貼り替えるDIY-壁紙の剥がし方](https://manualog.net/blog/wp-content/uploads/2021/09/PXL_20210910_161136255-1024x768.jpeg)
壁紙剥がすのは超楽しい。雑にベリベリ剥がせばOKで、剥がし跡が多少ボコボコしてても壁紙貼っちゃえばわかんないのであんまり気にしなくてよかった。※ガイドブックには下地をならせと書いてあるけど。
2.壁紙は長めに買っておく
市販の壁紙はだいたい幅が92cm。ただぴったり92cmじゃなくて切り代みたいなバッファがついて95cmくらいで納品される。
金銭的余裕があるなら1列分くらいは余分にあったほうがいい。
3.生のりつき壁紙が便利
壁紙の種類は生のりつき、生のりなし、シールタイプなどあるんですが私は生のりつきにしました。シールタイプは種類が少なくて好みの質感がなかったし、生のりなしは自分で均等に生ののりを塗っていくの難易度高そう〜〜と思い。
生のりつき、結果めちゃ便利でした。
![自分で壁紙を貼り替えるDIY-生のりつき壁紙](https://manualog.net/blog/wp-content/uploads/2021/09/PXL_20210923_075539365-1024x768.jpeg)
4.長さを上下バッファ10cmくらいずつみて切る
最初、保険をかけすぎてバッファをかなり多くとってしまったんだけど、上辺の切り代が多いとその重みで貼り付けた壁紙が垂れ下がってきてしまう。(最初これに気づかずバッファを多めにとったら上辺から垂れてきてなんでなんで?ってなった)
![自分で壁紙を貼り替えるDIY-貼り方のコツ1](https://manualog.net/blog/wp-content/uploads/2021/09/PXL_20210922_084650515_jpeg-1024x788.jpg)
上下はカットするのでバッファ分くらいはズレても大丈夫です。
5.基準線を作る
私は50円玉をつけた赤い糸を垂らして垂直ラインを作りました。柄物は1枚目の柄にあわせて重なり部分から固定していくのでちょっとやり方が変わると思うけど、無地の場合は垂直ラインを作ってそれに壁紙の縁をあわせる、が良さそうです。
作った基準線に壁紙の左端をあわせます。
6.二人で貼るときのコツ
今回高い位置の貼り付けが自分ではできなそうだったので、自由業の弟を召喚しました。2人で作業をする場合、1人が図のA,Bを持ち、もう1人がC,Dのラインを基準線に合わせて貼り付ける。
![自分で壁紙を貼り替えるDIY-2人で貼り方のコツ2](https://manualog.net/blog/wp-content/uploads/2021/09/23dd4b8b452a862115cfa4a1a94442ae-e1632379887476-1024x870.png)
A,Bを持ってる人は持ってるだけでまだ貼らない!まずCDのライン50cm~1mくらいを固定して、この矢印のようにハケや手でおさえて貼り付けて固定していく。
![自分で壁紙を貼り替えるDIY-貼り方のコツ3](https://manualog.net/blog/wp-content/uploads/2021/09/7c3a3c0032dddf75c6c59dda06fafc0c-e1632379959551-1024x870.png)
- 生のりがついているので壁紙自体が「しっとり」していて破けやすいので、壁紙全体の重さを点で支えないようにする(面で持つ感じ)
- 全部のフィルムを剥がすとやりづらいので、上辺を20cmくらい剥がしたらCDの端を決めながら剥がしつつ、端を固定した後で全体を剥がしたほうがいい。
- 上半分くらいが固定されるとあとは壁紙をおさえてなくていいので2人とも手を離して下半分を抑えて貼り付けていく。
- のりが乾くまでしばらく時間があるので、それまではいつでも剥がして貼り直しが可能
- シワができたり気泡が入ったら、都度ガバっとはがして貼り直すでOK
7.2枚目の重なり
2枚目を貼るときも無地の場合左に基準ラインを作って基準ラインにあわせて貼る。その際に1枚目との重なりをなるべく余裕持って重ねる!
![自分で壁紙を貼り替えるDIY-接合部の重ねのコツ](https://manualog.net/blog/wp-content/uploads/2021/09/e7392b715bcaf58920ca7040e15daa71-e1632380247837-1024x1024.png)
どんなにがんばってもピッタリまっすぐに貼るのは難しくて多少は斜めにずれたりします。ただ、多少斜めってても接合部をカットしてつないでしまえば問題ないので、まっすぐ貼ることにこだわらず、重なりをちゃんとつくることが重要。
なので2枚目以降の基準線の位置は「十分に1枚目との重なりを作れる位置」に引くのがコツ。
![自分で壁紙を貼り替えるDIY-接合部重ねのコツ2](https://manualog.net/blog/wp-content/uploads/2021/09/291e0e2a09e5bdd86df870e1bf817755-e1632380272127-923x1024.png)
8.ジョイントのカット
7の手順を繰り返して全面が貼り終わったら重なっている部分をカットする。これが一番緊張する瞬間。
![自分で壁紙を貼り替えるDIY-接合部のカット方法](https://manualog.net/blog/wp-content/uploads/2021/09/818b9cad3c780fb063902ba3f86aa1a7-850x1024.png)
確実に2枚が重なっている部分を2枚同時にカッターで切る!重なりが多い場合はやりやすい。↓こんな感じでおさえヘラをあててカットする。
![](https://image.rakuten.co.jp/kabegamiyahonpo/cabinet/goldimg/howto/muji-howto54.jpg)
切ったら重なり部分を2枚それぞれはがして、接合部をローラーでころころやると見事に消える・・・!すごい。うまくいくとこんな感じで綺麗になります。
![自分で壁紙を貼り替えるDIY-接合部のカットうまくいった例](https://manualog.net/blog/wp-content/uploads/2021/09/PXL_20210923_032022124-1024x768.jpeg)
2枚同時に切る力加減は目立たないところでやったほうがよいです。失敗するとこんな感じになりますw
![自分で壁紙を貼り替えるDIY-接合部のカット失敗例](https://manualog.net/blog/wp-content/uploads/2021/09/PXL_20210923_031947634_jpeg-1024x745.jpg)
この作業はカッターの切れ味もものすごく重要なのでカッターの歯をとにかく変える。1ライン切ったら変えるくらいの気持ちで。なるべく毛羽がでないようにカットしたいけど、毛羽だってしまったらカッターの先とかで白い部分を継ぎ目に押し込んでローラーでならす。
9.ふちのカット
上下の切り代のカットは、刷毛でへりまで抑える→指で角に押し込む→ヘラで角を圧着してからカットするときれいに切れる。
という感じで完成形がこちら・・・!
![自分で壁紙を貼り替えるDIY-完成形](https://manualog.net/blog/wp-content/uploads/2021/09/PXL_20210923_081647342-1024x768.jpeg)
いい!あんたいいよぉぉぉぉ!!ただでさえ薄暗い部屋がよりダークな感じになったけど今までの真っ白壁よりも落ち着く。部屋もダークモードだなw。
コツを掴んだんので、この調子で次はトイレの壁紙を替えちゃいます!