初夏の立山で山に登らず3泊4日(ちょこっとワーケーション)

初めて訪れた時から「ここは毎年絶対に来よう」と決めている場所が立山室堂。

今年の夏も会社がフルリモートになったので、土日と合わせて平日も滞在して素晴らしい景色と空気の中で仕事してやろうと思ってました。

7月中旬くらいの室堂はまだ雪も残っていて、昼間の気温は20度超えるものの夜は軽めのダウンがほしいなと思うくらいの気温。もちろんエアコンはありません。

東京では梅雨があけて連日30度超えみたいな時。灼熱の東京を脱出して涼しい環境で仕事をする。ありがとうリモートワーク!!

室堂へは深夜バスが一番効率がいい

夜行バスは極力避けたい派なんですが(お金かかっても新幹線がいい)、室堂と上高地だけはバスの効率が勝ってるので妥協せざるを得ない。

新宿を23時に出発して朝6時くらいに室堂につきます。その間寝てればいいだけなので効率的。普通に新幹線使っていこうとすると、ものすごい乗り換えがたくさん発生して昼間の6時間くらいが潰れてしまう。

そして、自家用車でアクセスできない室堂に一番朝早く到着するのがこの夜行バスなのです。

山には登らない

室堂に着く人の殆どは登山客で、多くの登山客がこの立山三山と言われる、雄山、大汝山、富士ノ折立を登ります。↓これ

立山室堂ででワーケーション
2年前にここを登ったのが信じられないくらい高く感じる

ここは2年前に踏破していて、もちろん素晴らしい景色が楽しめるので何度登ってもいいのだけど・・私は登らなくても十分楽しめるんですよね・・・。

見るだけで素晴らしい立山

室堂からみくりが池、雷鳥沢と歩くと3,000mの山に囲まれた雄大な景色が楽しめます。「高い山を見上げる」のと「高い山に登って見下ろす」でいうと私は前者のほうが好きかもしれない。高い山萌え。

雷鳥沢キャンプ場でキャンプ気分味わう

雷鳥沢キャンプ場

見るだけで素晴らしい立山をゆっくり堪能できる場所は雷鳥沢キャンプ場。野営地という感じで山のテント場なのでBBQをやるような場所ではないですが、ここで小さい椅子を出して、山を見ながらコーヒーを飲んだりラーメンを食べたりする。

山用にはもっと軽量のバーナーがほしいところ
レトルトのカレー。外で食べるとなんでも美味しい

そして山を眺める。・・・・・最高の贅沢だ。

温泉つきの山小屋に泊まる

雷鳥沢キャンプ場で気分は味わいつつ、実際に宿泊するのは山荘です。テント持ってきてキャンプ場泊もいいな〜と思ったのだけど、軽量ソロテントを持ってなくて断念しました。

雷鳥沢キャンプ場から100mくらい登ったところにある温泉つきの山小屋(というか山荘かな)雷鳥荘に3泊お世話になりました。

雷鳥荘

部屋は二段ベッドの相部屋。大部屋に雑魚寝の山小屋に比べて遥かに快適です。

しかも、ここにはなんと温泉があるのだ!展望露天風呂となってるけど女子風呂から見えるのは地獄谷の方なのであんまり絶景って感じではないんだけどw

まあとにかくこんな山の中で温泉に入れるのは最高です。

Wi-Fiがバリバリ入る

雷鳥荘には富山Wi-Fiってのがあって、これが普通にめちゃくちゃ早くてオンラインMTGも余裕でできました。

今回は平日1日だけ、雷鳥荘で仕事してました。みてくださいよ、この職場。

仕事は好き、でも好きな仕事を好きな場所でしたい!この2年でそれを徐々に実現できてきて本当に幸せ。

お昼ごはんは自炊

散歩の範囲で散策

ガチには登らないんだけど、散歩の範囲内で少しだけ歩きました。登ったことのない奥大日岳の方へ。

ここは稜線歩きで気持ちよさそうだったのと、剣岳が見えるコースだったので。ただ、途中の剣岳が見えるスポットで休憩しながらコーヒー飲んでたけど全然ガスが晴れず、どうせ登っても景色見えなそうだしと思って帰りました。

遠くの景色はガスで見えなかったけど、近くの高山植物はとってもきれいだった。

毎日空と景色を眺めるだけ

仕事以外の時間は、散歩と、とにかく景色とか空を見つめる時間。毎日夕方には沈む太陽と空を眺める。毎日色が違うし雲の形も違うし、本当に素晴らしい。

日没後のマジックアワーため息がでる
山の向こうに奇妙な雲海が発生したり
ドラマチックな山の朝

景色と空気がよければそれで最高

ワーケーションっていうと、リゾート地とかリゾートホテルのイメージがあるけど、私はこういうただ景色がいいだけ、空気が気持ちいいだけ、の場所でも十分ワーケーション気分を味わえると思うのですよね。

ちなみに、夜はまじでなんにもすることがなくて、それはそれで作業が捗るw。