登山AdventCalendar2018です。今年行った山でもまとめようかなと思ったんだけど、「登山始めたいから来年は富士山に登る」と言っている友達がいたので全力で阻止すべくブログを書きます。
登山を始めるきっかけとして富士山はふさわしくない理由
前述の友達のように登山始める=富士山目指す人は結構多いみたいですが、私がおすすめしない理由は3つあります。
1.景色が単調すぎる
富士山はご存知の通り周りに一切起伏のない場所にある円錐型の山。なので麓から見る分にはとても形が綺麗ですが、それゆえに登山中の景色の変化がなく、ひたすら頂上が近づいていく感じと、下界が遠くなっていく感じしか味わえない。森林限界を超えたあたりからは植物もなくゴロゴロした石の登山道をただ登るだけ。(他に3,000m級でもっと絶景が見られる山があるのに・・・!)
2.標高差がありすぎる
いくつかある登山ルートの中で一番距離が短い富士宮ルートでも1,350m!登り5時間半。これだいたいフルマラソン走るのと同じくらいですよ。(他に3,000m級でもっと標高差がなくて楽な山があるのに・・・!)
3.混んでる
せっかく大自然で開放的な山に行くのに登山道が混雑、渋滞なんて楽しさが半減です。自分のペースで登れないから疲れるし、気も使う。(他に3,000m級でもっと人がいない山があるのに・・・!)
なので、これから登山仲間になるかもしれない友達が富士山に登って「やっぱ登山やだ」って思ってほしくないんだよ!
富士山の代わりに私がオススメしたい山
登山には「つらい道のり後に登頂したときの達成感」みたいなのを求める人もいるので、そういう人にまずおすすめしたいのは、燕岳。
標高差1,300mくらいなので富士山の一番ライトなコースと同じくらい。それなりにきついんだけど、樹林帯から尾根に出て森林限界超えて〜という景色が変わる感じもいいし、山頂付近はまじで絶景。
きつい思いしなくてもいいから絶景登山したいって人におすすめなのは木曽駒ケ岳。
ただし、良いシーズンは途中の千畳敷カールまでのロープーウェイが混んでるのと、車で行くと東京に戻るときの高速の渋滞がやばい。
もうちょっと足を伸ばすなら、立山室堂!今年行く予定で行けなかったので妄想だけで書いたけど絶対最高です。
より難易度と絶景を求めるなら、日本一美しいのではないかと思われる尾根がある白馬(雪渓があったり難易度は高い)
と、3,000m級のいい山はいっぱいあって、登山の楽しさをもっと味わうことができるのだ!!!富士山じゃなく、北アルプスに行こうよみんな!
※こんだけ言っておきながら実は私は富士山に登ったことはありませんw。