ただのOLだけど救急救命講習を受けてきた

先日、「救急救命講習(普通救命講習)」というのを受けてきました。

突然なぜw?

特にきっかけとなるような事件があったわけじゃないんだけど、身近な人が突然倒れたり、町でそういうシーンに出くわした時に何もできずに後悔したくないなと思ったので。

救命講習はどこで受けられるのか

「救命講習」を実施しているのは主に消防庁。私は東京消防庁のWEBからまずコースを選びました。

東京消防庁の救命講習公式サイト

せっかく受けるなら入門じゃ物足りなそうだなと思って、普通救命(自動体外式除細動器業務従事者)講習を受けることにしました。自動体外なんちゃら〜〜はAEDのことね。本名長いなw。

申し込みは都内各消防署か、公益財団法人東京防災救急協会から申し込みます。各消防署は受けたい場所の消防署へ直接電話で申し込み(!!)しなければならずハードルが高かったので、ネットで申し込みができる公益財団法人東京防災救急協会にしました。委託事業者のようですね。

※ちなみにこの申込みサイトの使い方も厄介で、希望の月を選ぶと空きがある講習しかプルダウンに出てこないので「あれ、希望する講習がないな?」と思ったら月を変更して講習がプルダウンに表示される月を探してくださいw.会場も同様で空きがない会場はプルダウンに出てきません。

定員が10人〜20人くらいなので都心の便利な会場は結構予約が埋まっています。私は八王子会場でそれでも2ヶ月後の予約しかとれなかったです。

受講費用は4時間の講習でも1,500円と破格。ちなみに支払いはコンビニで現金払い・・・。

救命講習内容について

先に結論お伝えしておくと、めちゃくちゃ有意義な講習だった!テキストなぞりながらの座学が多いのかなと思ってたけど、実践の割合がかなり多かった。

模型を使った胸骨圧迫(いわゆる心臓マッサージ)は何度も繰り返しやったので、腱鞘炎になるんじゃないかと思うくらい。

しかも模型についてるセンサーによって強さとか速さとかが診断され全員の結果がモニターに映し出されて晒されるw。私は1回目力が弱すぎ判定で、改善して2回目は合格。

その後もAEDを2種類使って練習するときにも胸骨圧迫。最後の実技テストも胸骨圧迫。かなり疲れたけど体に叩き込めた感じはある。

救命講習を受けて学べたこと

  • 胸骨圧迫は心臓を蘇生するためにやるのではなく、止まった心臓の代わりに手動で全身(主に脳)に血液を送るため!※これは完全に勘違いしていた。心臓マッサージにより心臓を再稼働させるんだと思ってた・・・
  • AEDは基本的に全自動。AEDの蓋をあけると全部AEDが指示をだすので指示通りに対応すればOK。指示通りに体にパッドを貼れば、AEDが電気ショックが必要かどうか判断してくれるし、何をすればいいか全部教えてくれる。AED怖くない!
  • 心肺停止後の措置をしたかどうかでその後の生存可能性は大きく変わる&生存後の後遺症もかなり変わる!

幼児の救命方法とかもあったので、小さい子供のいるご家庭は誰か一度受けるといざというときに役立ちそうです。

東京消防庁の救命講習公式サイト

私の身の回りで万が一の事が起きたら私が助けるからな!!

おまけ。家庭用AED思ってたより高くないな。