今年は日本三大花火大会(長岡、大曲、土浦)を半年前に買ったミラーレス一眼を手に巡っていて、全然うまく撮れないな~やっぱ花火って難しいな~とかなり挫けていたんだけど、4個目の大会にしてようやくちょっとコツを会得した気がするので次回のためにまとめときます。
使用機材
カメラはCANON EOS M3
三脚はこれです。今考えるとカメラに対して三脚の値段高いなw
ピントは花火を見ながらマニュアルであわせる
花火にオートフォーカス使えないんだって気づいたのは長岡花火の1日目w。その後、有識者の方々からは「花火のピントはマニュアルモードで無限遠に合わせろ」と言われていたんだけど「無限遠」っていうのが分からない!無限だからピントマックス回せばいいんだろうと回しまくっても、マックスってないのね。回し続けても止まらないので、ピントが合っているのかどうかわからない。そして暗くなって花火が上がってないと真っ暗すぎてピント合わせる対象がなくなる!!
なので、花火が打上がったらファインダーで花火を見ながらフォーカスを合わせるしかない。花火をマニュアルでピント合わせるなんて超難しそーーーって思ってたけどなんとなくコツは掴んだ気がする。打ち上がるときの「ヒュ〜」の上がってる軌跡でピント合わせるようにすると合わせやすい。(厳密にはそこに合わせても花火が開いたときの星には合っていないのだけど・・・・)
花火撮影においてはとにかく全部マニュアルにせよw
最初、TV(シャッター優先モード)とかAV(絞り優先モード)とかの一部Auto設定にしてたんだけど、花火のような光量が安定しない明暗差が激しい物体を撮影するのにAutoは無理だったw。
ISOは100~200で固定する
ISOをautoにしてると感度が上がっちゃってうす白い感じになっちゃうのと、画質が粗くなる。100ってめっちゃ暗くない?!と思ったんだけど、絞りとシャッタースピードで調整すればいいようだ。
シャッタースピードは3~6秒で花火の軌跡を撮る
1秒以下だと花火の星の軌跡が撮れなくて全然綺麗じゃない。↓これがシャッタースピード1/5秒
↓これがシャッタースピード6秒
シャッタースピードの長さだけ光の尾の部分が伸びるということですね。
F値は暗めに設定してシャッタースピード伸ばす
F値はまだ会得できていない気がするんだけど、暗めにしておいたほうが綺麗に撮れる感じがする。F10以下だと明るめのスターマインが真っ白になっちゃって、f16-20がきれいに撮れた。シャッタースピード長めにするならF値あげる、短めにするにはF値下げる、ってことなんだけど、なかなかバランスの感覚をつかむのが難しい。
打ち上げ花火のシャッターを押すタイミング
花火が上がって開く直前のタイミングくらいでシャッターボタンを押す。「ひゅるるるるる〜〜〜〜、ん、パーン」の「ん」の部分。ただ、「ん」の部分でどんな形の花火が開くかわからないから、取りたい形のやつが出てくるかどうかは分からない・・・。ちなみに一番上の画像は奇跡的に大好きな「千輪」のタイミングでシャッターを押せた渾身の一枚です。
手ブレに注意する
本当はレリーズとか使えればいいんだと思うんだけど、私のカメラには使えないのでなるべくそろっと優しく押すw。土浦の場合は桟敷席がイントレとベニアで組んであるので花火の音で席が揺れるw。なのでブレを防止するのは運しかないと思う。
しかし花火の撮影の練習って練習場所とネタがなさすぎてなかなか上達するのは難しそうだw。ディズニーランド行くかw。