なぜ食べログは信じられなくてGoogle Mapは信じられるのか?

なぜ食べログは信じられなくてGoogle Mapは信じられるのか

「「食べログ」一強に暗雲か…Googleマップで店選びをする若者たち」

↑ちょっと前にこれらが話題になって「これからはわしらの出番じゃー!!」ってなったGoogle ローカルガイドの一人です。

Google ローカルガイドとは

Google Mapに口コミを載せたり、写真をアップしたり、間違った情報(営業時間や電話番号など)を訂正したりする人たちです。私もここ数年チマチマと活動してます。

以前のブログにも私個人がローカルガイドをがんばる理由は書いてるのだけど、

他のローカルガイドやってる人たちの目的は主に3つかなと思ってます。

なぜローカルガイド活動をするのか

1.ローカルガイドのレベルをあげたい→ゲーミフィケーション

ローカルガイドにはレベルがあって、口コミをしたり写真をアップしたり情報を修正したりするとポイントが貰えて、もらったポイントに応じてローカルガイドレベルが上がります。

ただこのレベル設計が鬼で、口コミ1件10ポイント、写真アップ1枚5ポイントくらいなのに、レベル7からレベル8に上がるのに1万ポイントも集めないといけない。つまり、口コミ1,000投稿!!※ちなみにレベルMAXは10で必要なポイントは10万ポイント!!

そして、レベルが上がってなにかメリットがあるかというと、たま〜〜にローカルガイド特典でGoogleのサービスが先行で使えたり、割引されたりってくらいで、そのためだけにレベル上げを頑張るには鬼畜すぎるのです。

2.Google MAP上での存在感→承認欲求

レベルが上がるとレベルに応じたバッヂがローカルガイドアイコンにつきます。

Google ローカルガイドレベル別バッヂ

中にはこのバッヂで高レベルをアピールしてドヤりたい人もいると思いますが、ドヤる場所がほとんど用意されてませんw。レベル高い人のレビューが優先的に表示されているということもなさそう(な気がする)。そもそもほとんどの人はバッヂの存在もその意味も気づいていないでしょうw。

SNS機能がないのでいいねする側のモチベーションやメリットは特にないし(いいねしても誰がいいねしたのか分からない)、される方もいいねを意識して投稿はしてない。なので本当にたま〜〜〜に誰かからいいねされると、「え、まじ?なんで?」ってなります。よっぽど自分の投稿に共感してくれて「いいね」押さざるを得なかったんだろうなと解釈してますw。

3.正しい情報を世の中に伝えたい→貢献欲求

上記の1.2の理由でローカルガイドを頑張っている人はあんまりいないような気がしてます。

じゃあ私も含めなぜローカルガイド活動をしているかというと、「正しい情報を世の中に伝えないと!」という使命感ではなかろうかと。使命感って言うと崇高すぎるけどw。

すごくいいお店を見つけたけどあまり知られていなくて儲かっていなそうだと「誰かに知らせないといけない!」って思うし、逆にひどいお店や注意喚起したい場合にも「私のこの失敗経験と情報が誰かの役にたってほしい」と思って書き込んでいます。

そう、おせっかいババアなんです。おせっかいババアは誰かのためになればいいので事実だけを書くし、個性なんて1mmも出さない。

こういうところが食べログとの違いなんじゃないかなーと思う。食べログってやたら長文のポエムとかめっちゃあるもんね。。

本当にグーグルガイドレベルを上げたいだけならテキトーな写真をひたすら上げてればいいし、口コミもテキトーに書いてもポイントはもらえる。

それでも情報がカオスにならないのはレベル上げるメリットが特にないから。ほんとに一部の人がレベルを誇っているくらい。

なので自然と善意の第三者の口コミが集まる仕組みになってるのかなと。私も本当に書きたいこと伝えたいことがあるときしか口コミは書いてない。口コミなんて結構書いても10ポイントとかでまじで割り合わないからね!

それでも私は誰かの役に立ってほしいことがあれば書くのだ!世界平和のために!

※Google Mapはお店だけじゃなく、観光スポットとか景勝地にもローカルガイドが写真投稿したりコメントしてて、そこで撮影された写真が旅行の際にとても参考になります。SNSじゃないので盛ってないリアルな写真が多いからいいよ。