6年続けた持株会から取引口座に一部株を移動したのでその時のメモなど

先日書いたブログにあるように、マネーリテラシー0の私が唯一まともな判断をして継続してきたものがあります。

「自社株を持株会で給料天引きで積み立て購入する」

です。

持株会に入ったきっかけ

当時一緒に働いていたエンジニアのこのブログを読んで、

https://ameblo.jp/gunta85/entry-11950854843.html

「自分が働いている会社に投資ができない人は、会社が成長することを信用していない人です。」

の言葉がぶっ刺さり、即、持株会に入りましたw。

年に何回か送られてくる報告書のハガキくらいでしか存在を確認することがなかった自社株を、このたび取引証券口座に一部移動したので、その辺のところをまとめときやす。

持株会をやってよかったこと

1.持株会は仕事のモチベーションになる

会社の成長を今まで以上に喜べるようになるし、少しでも会社の価値向上(株価)に貢献しようというモチベーションになる。
※もちろん私個人が株価に影響をあたえられるような成果は何一つ残せていませんが・・・涙

2.自社株の積立はお得

給料天引きで勝手に積み立てていってくれるというのが私のような判断誤りがち人間には適している。毎月決まった額を淡々と積み立ててくれて、しかも奨励金として5%上乗せして買ってくれるんですよね。買うだけで5%プラス!

引き出そうと思った理由

かれこれ6年くらい淡々と積み立ててきたんですが、以下の理由で一部引き出しをしました。引き出す=売却ではなく、いったん売買用の証券口座に移動するって感じです。

  • 全ての資産をマネーフォワードで管理しているのに、自社株の資産がたまに送られてくるハガキでしか把握できないのが不便
  • 有事の際w?にすぐ売れるように(といっても社員は売買できる期間が限定されるけど)、機動力の高い普段使いの証券口座に入れておきたかった。

持株会からの引き出しの手続き

具体的な手続きについてのメモ。※大和証券のパターンです

  • 積み立てている株は持株会口座@大和証券に保管されている
  • 持株会口座からSBIとか楽天の自分の証券口座に直接引き出しはできない
  • 持株会口座の管理証券会社(今回は大和証券)に取引用の証券口座を開設し、まずそこに引き出す必要がある
  • SBIとか楽天証券の口座に移動したい場合は、取引用証券口座に引き出した後「ほふり」を通じて移動する必要がある(※持株会口座→引き出し用口座→他社への移管の場合、振替手数料は無料)
  • 大和証券の場合、もともと大和証券に証券口座を持っていても「大和証券プライベートバンキング部」に口座を作らないといけない※この口座を作っておけば、引き出しはもともとの大和証券証券口座でいいらしい(謎)
  • 大和証券はeメンバーになるにチェック入れておかないと、口座管理料が年間1650円かかる
  • 初回は引き出し用口座開設申し込みと引き出しを同時にやるので手間はかかる
  • 引き出し用口座開設後も、引き出し申請は毎回紙!!を取り寄せて記入して郵送する必要がある!!!

というわけで、引き出し用口座開設申請申し込みと、引き出し申込書類を記入して提出。

引き出し完了

書類を送って2週間ほどで口座開設が完了し、口座情報が送られてきた。口座にログインしたけどまだ保有株がない状態だったけど口座開設の翌月初に無事200株が移動していた。

持株会引き出し時の取得価格

引き出し直近の持株会報告書にある簿価単価(累積の積立額÷所有株数、つまりその時点での平均取得価格)が引き出した分の株の取得価格になります。売却すると売却時の株価とこの取得価格の差分が売却益になって税金がかかると。

なので、株価が上がっていくと見るなら簿価単価が安いときに引き出すより売却する直前に引き出したほうが取得価格が高くなり売却益を少なくできる。逆に株価が下がっている状況なら取得価格が高いときに引き出しておいたほうがいいということですかね・・・?

まとめ

  • 自分が働いている会社が成長していくと信じられるなら持株会は絶対おすすめ
  • 引き出し→売ることではないので、ある程度たまったら普段使ってる証券口座に移すのはあり
  • ただし税金のことを考えると売ろうと思うタイミング付近で引き出す方がいいのかも

いずれにせよ、証券口座だけは先に開設しといたほうが良さそう。

はい、そして、無事マネーフォワードに迎え入れた自社株!取得時から2倍以上の106%成長!目の保養としてしばらくおいておきますw.