幸せとは何なのか?を考えて十数年。渋谷で働く独身OLが行き着いた答え

ブログを書き始めた2016年からずっと書こう書こうと思っていて、雑な下書きを何個も書いては眠らせていました。なんつってもテーマが重い!!

だが!少しずつでも書き記しておきたい・・・という想いでまずは私が到達した幸せの定義とその到達経緯について書きます。

ターニングポイントその①私、なんで社長になりたかったんだっけw?

創業1年目、社員6人というスタートアップな会社に一人目の新卒として入社した私は、当時の女性社長に影響を受け「私も将来社長になる!」って鼻息荒く20代前半を過ごしていました。

なんとその会社がその後数年で上場し、多額のキャッシュを手にした社長に夜な夜な連れていってもらう六本木のクラブで社長が豪遊するのを目に前で見ていてはたと気づいた「あれ、私って社長になってこういうことしたかったんだっけ・・・?」と。※もちろん社長はそんなことのために社長になって上場したわけではなく、私が物事の一面しか見えてなかったというだけですが。。

そのときに、働くってなんだろう幸せってなんだろうっていうのを考え始めたと思う。

そこでやったのが「自分が幸せだと思う瞬間の洗い出し」です。

それまでは昇進すること昇給することが幸せ、いつか社長になる!って思ってたのだけど、昇進すること、昇給することと同じくらい喜びを感じられることに「自分の携わったサービスをたくさんの人に使ってもらう、そして使ってくれる人が楽しんでくれること」というのがリストアップされた。当時toCサービスやってたのでね。

※ちなみにその洗い出しの中ではもちろん、友達と美味しいご飯とお酒飲むとか、そういうのも入ってます。その中で、自分の努力や力でたくさん、多く得ることができる幸せに重み付けした感じです。例えば好きなバンドのライブに行くというのも幸せのリストには入ってたんだけど、そのバンドがライブを開催する回数が上限になってしまうのでランクとしては低めって感じで。

あと、そのリストの中に「結婚する」とか「家を買う」みたいなまだ体験していない未来の想定幸せは入れなかったのもポイントかもしれん。その時点で実際に幸せだと思う瞬間だけをリストアップした。

そこからは「社長になるぞ!」みたいなモチベーションではなく「自分の携わったサービスを使って誰かの役にたったり楽しんでもらうこと」を最大化することが自分の幸せにつながる、と気づいてシフトしました。ただその頃はまだ承認欲求みたいなのがあったので、◯◯を作った私になりたい!という何者かになりたい気持ちもあったと思う。(GIGLOGってサービスを自腹で立ち上げたりしてたなあ・・・)

という経緯で「自分の携わったサービスを使って誰かの役にたったり楽しんでもらうこと」がモチベーションになり、より実現しそうな会社に転職しました。

ターニングポイント②広く浅くより狭く深く

「自分の携わったサービスを使って誰かの役にたったり楽しんでもらうこと」をするには、自分でお金を調達して自分で作る or 会社員として社内でプレゼンスを発揮しサービスを任せてもらうのどちらかなんですが、前者は費用が、後者は労力がめちゃくちゃかかる。

と同時にこの「自分の携わったサービスを使って誰かの役にたったり楽しんでもらうこと」っていうのは、小さめの幸せをたくさんの人に届けることはできるかもしれないけど、まとまったボリュームの幸せを特定の人に提供してそれを実感するってことがしづらいなと思い始めました。

10の幸せを100人に届けるのと100の幸せを10人に届ける違いみたいな感じです。

そして私はある時から10人のために100の役に立ったほうが自分の幸福度があがるなと思い始める。。

なので今の私の幸せの定義ver.2.0ははもう少し普遍的な

「自分の行いが誰かの役に立ったり誰かに喜んでもらえたと実感できること」

となりました。「実感できること」っていうワードが追加された。

仕事との向き合い方がめちゃくちゃ変わった

「自分の行いが誰かの役に立ったり誰かに喜んでもらえたと実感できること」が自分の幸せなので、仕事もそれを得るための手段になる。会社でチームのメンバーや顧客に対し、役に立てたと実感するという幸せを手に入れるために仕事をしている。会社に対してはその幸せを提供してくれてありがとうという気持ちにすらなるw。※今の部署が特にそれを感じるってのもある。

私にとって必要なのはキャリアではなく「誰かのために自分がしてあげられること」を増やす、高める、広めることになりました。

自分にしかできないことであればより誰かの役にたてる可能性が高まるし、喜んでもらえるし、それにより私の幸せが増大可能だから!!

そして不思議なことにこの定義に自分で納得できたあと、誰かに何か感謝されたり、自分が役にたてたなーって思ったときに「より幸せを感じられる」事に気づいた。「これは自分の幸せにつながったな」って脳が覚えたのかもしれん。

最近、馴染みの飲食店の予約フォーム作ってあげたり、友達のブログを作ってあげたりしてるのも結局は自分の幸せのためで、実際喜んでもらえるとめちゃくちゃ嬉しいしハッピーです。

お金への執着は消えた

ここまでの過程の中でお金で得られる幸せって大したことないなって思っちゃったってこともあると思う。お金の力で自分を幸せにするにはこれくらいあれば十分だなってのが分かった。そしてそれは非常に安価ですw

これから必要なもの

誰かの役に立てるスキルさえあれば、他に必要なのは最低限自分が不安なく生活できるお金と、健康と、心の平安くらいかな。心の平安については前回のブログにも書いてます。

というわけで、こんな私ですが誰かの役に立てそうなことがあればお気軽にご連絡くださいw!お酒をほとんど飲まなくなったので可処分時間がたくさんありますw!