私がメルカリで出品しているのは不用品ではなく罪悪感なのだ

以前、「メルカリカウルのおかげで本の読み方が劇的に変わった」を書いたのですが、本の読み方以外に変化したのが「(メルカリ以外で)何かを買う時の行動」です。

メルカリで売れるものかどうか?がモノを購入する判断軸になった

何かを購入するときに「要らなくなったときにメルカリで売れるかどうか」が判断基準になってきました。例えばこの前は登山用に軽くて小さいアウトドアチェア買おうと思ってAmazonを徘徊してたんだけど、出てくる商品ってこんな感じ。

なんていうか、中国で安く作ってる系の商品です。今まではそれでもこの中から良さそうなものを探して買ってたんだけど、「やっぱり使わなかった」ってなったときにメルカリで売れません・・・。

なので、メルカリで同様の商品を調べ、どういうものなら売れるのかを事前にチェックします。例えばアウトドアのチェアなら、Snowpeak、Helinox、THE NORTH FACEみたいなブランドはメルカリで定価×7割くらいで取引されているし、その下のクラスのコールマン、モンベル、CAPTAINSTAGなんかも売買されているけど、ノンブランドの取引はほとんどない。

てなると必然的にブランドのものを買ったほうがいいなってなります。

問題はそれらがAmazonで売ってないってこと!!

しょうがないのでリアル店舗に出かけるわけです。

あれ???

時代はノンブランド化&ネット通販の流れじゃないの?なんで私今更ブランドの商品をリアル店舗で買ってんの??

商品を購入する際の心理的ハードルが下がった

モノを手放すときに「捨てる」と「誰かに譲る」では全然気軽さが違う。

正直これくらいの値段のものなら何が何でも売ってお金に替えたい!って言うわけじゃないし、たまにメルカリ発送作業しながら「この利益だとこの作業の私の時給100円くらいだなw」とか思うことあるんですけど、使えるものを捨てるっていうのは心苦しいというか結構ストレスなんですよね・・・。

なので、100円でも200円でもいいから誰かに引き取ってもらいたい。それなら心置きなく手放せる!

そして、メルカリで売れることが分かっていれば気軽に購入できる!!

というわけで、メルカリの登場により「使わなかったら捨てるしかないので慎重に選んで買う」から「自分が使わなくなっても誰かに使ってもらえるから気軽に買う」にシフトしました。

私がメルカリで出品しているのは不用品ではなく罪悪感なのだ。

よし、自分への言い訳はできた。さあ、スノピのチェア買うぞー!