昨年の物理紙のデジタル化に続き、今年は最後の砦映像コンテンツのデジタル化に取り組んだ・・・・!
これはリモートワークじゃなければ絶対完遂しなかった。。
思い出の映像コンテンツを物理データで持っている人の参考になるよう、まとめておきます。
1.対象となる素材
- 20世紀に推しが出演していた音楽番組各種
- 21世紀初頭のフェスの映像(WOWOWとかSSTVとか)
- 大学時代のプライベートビデオw
データはすべてDVD-R、DVD-RAM等のメディアに保管されていて、枚数的には60枚くらいある。
ちなみに、これらの一部はもともとVHSテープに録画されたものを、DVD-Rが登場したあたりで一度デジタル化してDVDになり、今さらにMP4化されようとしている・・・!
こうして1995年のベンジーは形を変えてずっと私の手元にあるのだ!時代を超えて・・・!
2.目標
- 物理メディア(DVD)に記録されているデータをMp4データにする
- デジタルtoデジタルでMp4にするのがベストだが、最終的にMP4になってれば良しとする
- 完成されたMp4はクラウドストレージに保管しつつYoutubeの非公開動画として自分だけがいつでも見返せる状態にする
3.手持ちの機材
・Panasonic DIGA (VHSをDVD化した時代のものなので多分20年くらい前のもの。最後の力をふりしぼって再生だけはなんとかできる)
・MacBook Pro
4.どうやってデジタル化するのか
以下私が試した方法ですが
4-1.データをPCでリッピングする方法
これができればデジタルtoデジタルでMp4にできるはずだが。
・PCに接続できるDVDドライブを購入する必要があったので購入
・DVDをリッピングするソフトが探せなくてしばらく挫折
・そもそも私の持ってるDVDはDVD-RAMなので、買ったDVDドライブでは読み込めないw!
→断念してDVDドライブはメルカリへ・・・
4-2.プレイヤーで再生したものをPCにインプットしてMP4にする
DVDプレイヤーDIGAでDVDを再生し、映像キャプチャ機器?を使ってPCでMP4化するという作戦
試したのはまず
どちらも録画している間PC1台が専有されるのはまあまあつらい。実時間かかるし。
そして上記2つの機材はゲーム配信する人がゲーム画面をカメラとかをつないで録画したりそのままPCで配信したりするのに使うものっぽいので、そもそも用途にはあっていない。
4-3.再生データを専用のコンバータでMP4にする
最終的に落ち着いたのはこの方法。DVDプレイヤーDIGAでDVDを再生し専用のコンバータでMp4にしてそのままSDカードに保存するもの。こんな機械が存在するなんて。
Amazonでいろいろ調べて購入したこいつは、
・4:3映像がMp4にできる
・SDカードにMp4を直接保存してくれる
・画面がついてるので確認用のモニタいらない(実際これめっちゃ便利だった)
これを使って、DVDプレイヤーでDVDを再生→赤白黄色のアナログケーブルでこいつに映像を流して録画ボタンおしたところから録画してエンコードしてMp4にしてSDカードに保存
というのができました!めっちゃシンプル。設定とかほぼ何もない。
もちろんリッピングと違って録画に実時間かかるので相当な時間が必要なうえ、自分で録画ボタンを押して終わったら停止ボタンをおさないといけないので放置することもできない。
これをリモートワークで仕事中に片手間で1ヶ月くらい続けてついに完了しました!!!
5.まとめ
今回生成されたMp4は実に100本以上!ものすごいやりきった感がある。映像の劣化とかについては正直目をつぶった。そもそもがVHSレベルなので今更クオリティについて言及してもしょうがない。
一部のDVDは盤面の劣化なのか読み込むこともできないという状態だったので、他がそうなってしまう前に救出してMp4にできたのは本当によかった。(そこまで)クオリティにこだわらず、(そこそこ)時間がある人はぜひお試しくださいませ。
CD、写真、DVDとこれで物理の思い出をすべて手放した!!スッキリしたよぉぉ。あとは実家に眠っているらしい過去の交換日記とかそういう類な。